雑多な日記

雑多である

広告は嫌いだけどデザインの話は割と好きなのなんでやろねという話

 私は世にはびこる広告の類に対して"なんとなく嫌い:というスタンスというか感情というかそんな感じの立場をとっている。 理由は売りつけたい製品の実際の品質だとかその製品から買うことによって得られる体験を過剰に大きく表現しやがる、というのが大きい。たぶん。 人間はわりと印象というかなんとなくそういう風に感じた、みたいなふわっとしたものに判断をゆだねてしまいがちである。 広告の類はそういう不確かな、人が受ける印象というものを操作しようとしてくる。 そしてその印象は往々にして製品から実際に得られる体験とは乖離しているものである。 誠実とは正反対にある態度ではないか。 ものを売る、という立場からすると広告の効果は絶大だ。 その分野に精通していて、広告が与えようとしている印象を鼻で笑ってあしらうことができるような人たちは、売りつける対象から除外してかまわない。 そんな面倒な客よりも印象だけで金を出してくれる都合のいい客のほうがはるかに多いからだ。 私は大半の広告は法律に引っかからないだけでただの詐欺だと思う。

 ではデザインはどうか。 一口にデザインといっても広い。 適用される分野にもよりそうだが、ものの実態を見せ方で良さげに見せる、という点では広告と共通する部分があるような気がする。 しかし私はデザインの話は嫌いどころか、割と好きな話題である。 広告とデザイン、どう違うのか考えてみる。 そうすると製品を購入した人間、つまりユーザーが得る体験に含まれるか否かが違いになっているのではと思った。 広告がどんなものだろうと、実際に製品を手にした時、そこから得られる体験に違いはない。 まあ印象が裏切られたとかそういうのはあるかもしれないが。 デザインは製品の一部だ。 デザインの如何によっては製品から得られる体験の質が大きく変わってくる。 UXとか言われてるあれだ。 デザインは性能自体にはかかわってくることは少ないが、使いやすさというところに大きく関わってくるように思う。 あとはデザインがいいから使っていて気持ちがよいとかそういう話もある。 デザインによってユーザーの体験が向上するのだ。

 結論として、製品そのものの質を変えることなく、単に売れるかどうかというところに注力した、広告というものはなんとなく嫌いで、 製品そのものの質に貢献しているデザインというものには、なんとなく好感をもっているんだなあと、自分の中で納得した話でござった。

おわり

あとこだ茶色になったよ~~~

入茶

 今年の4月1日に競プロ("ケイプロ"だと思ってた)をやりはじめまして、AtCoderで先日のABC205で入茶できました。ドンドンパフパフ~ f:id:kuins_oimo:20210615200902p:plain

もちもちもちべ

 競プロをやりはじめたモチベ

  • 業務時間中自宅でのコーディングの習慣づけ(モチベ製造機)ができるものが欲しかった
  • レーティングが与えられることで自信がつくかもしれない
  • 仮にもソフトウェア開発やってるのにコーディングの能力がUNCHIなのヤバいわよ
  • アルゴリズム。カッコいい。カッコよくない?

やったこと

コンテスト参加履歴

f:id:kuins_oimo:20210615201150p:plain

atcoder.jp

 ABCは平均して1時間くらいで3完。ARCはA問題が簡単な時は20分くらいで倒して離脱という感じだった。
 計算量への意識が低かったので、C問題でTLEを量産してた。 良い子のみんなはとりあえず実装してから計算量を考えるのはやめましょう。

感想

 E869120大先生えらすぎるでしょ。将来年収億超えの大富豪になってほしい。
 まあなんかの記事で見たことではあったけども、ソフトウェア開発みたいな実務に直接つながるかといわれると微妙なところである。 ただもちろん役に立つことは数多くあるので、足速い=サッカー上手い、ではないけども少なくとも足速い奴はサッカーで活躍できるかもしれないみたいなそういうことだと思う。 実務に役立てたいみたいなモチベを前提とするのなら、個人での趣味アプリ開発みたいなのも並行してやっておくとナイスな気がする。 お前が何回もやりかけて挫折してるそれだよ。何が「Reactの勉強がしたい」だ。ちゃんと一つ完成させてからほざけばーか。
 ここからは参加していく中でのレーティングの推移について。とりあえず5回くらい参加したら「茶色いけました~」みたいなツイートできるでしょって思ってた。なめてた。
 初参加を終えると「コンテスト参加回数が5回に満たないため、推定される実力よりも若干低いレーティングとなっています。」と表示される。
「ほーん、パフォーマンス400以上保ちながら5回参加したら茶色ってことか、よっしゃやったるで」
5回参加してwktkしながらレートを確認すると「コンテスト参加回数が10回に満たないため、推定される実力よりも若干低いレーティングとなっています。」と表示される。
はえ~、最初から10回ってゆうてくれや。ほなまた5回やったらええんやな」
10回参加してレートを確認する。
「コンテスト参加回数が14回に満たないため(ry」
「無限ループになってますよ~~~」
11回目の参加では初めての4完でパフォーマンス800↑を果たして入茶できた。
 ABC205で初めて公式解説動画見たけど、あれすごいね。有用な情報がたくさんあった。次回参加以降はチェックするようにしたい。

これからやること

  • ガチャピン色になる(ABCでコンスタントに4完する)
    • E869120大先生が水色になるための目安として挙げている内容を参考に勉強する
    • 標準ライブラリを使えるようになる
      • lower_boundとかこの前初めて知ったけど便利すぎる
    • データ構造
      • グラフとか木とかUnionFindとか
    • アルゴリズム
      • E869120大先生の記事に沿って順に理解していく
      • 特にDPは、まだいまいち理解できてないのでDPまとめコンテスト倒してちゃんと理解しておきたい
    • ライブラリ
      • コンビネーションとかmodとか、よく使いそうなやつはライブラリとして整備しておきたい
      • 一番楽なのはいろんな人がgithubにあげてくれてるのをそっくりそのままパクること
        • まあ理解できないままでも使えてレートも上がってしまいそうだけど、さすがにしょうもなさすぎるし最低限理解して自分で書くようにしようね
        • まず自分で書けたら他の人のライブラリを見てパク参考にさせていただこう
    • 難易度低めな問題(~300点問題)をバチバチに早解きするだけでもガチャピン色は行けそうだけど、まあ難易度高い問題解けたほうがきっと楽しいでしょう
  • 蟻本買ったので読み進めていこう
    • 蟻本だけじゃなくて買って読んでない技術書ちゃんと全部読みなさい
  • Haskellの勉強したい
    • そもそもAtCoderHaskellで参加してお勉強しようみたいなモチベもあったのにC++しか書いてない...
    • ❤すごいH本❤最後まで読もう
    • レートだけ考えるのならC++だけ書いてる方が楽そうではある
    • List型が罠になっているらしい

すごいHaskellたのしく学ぼう! | Miran Lipovača, 田中 英行, 村主 崇行 |本 | 通販 | Amazon

おわり

北海道を自転車で一周した話〜リスがかわいい〜

↓のつづき
北海道を自転車で一周した話〜準備編〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜GOTO小樽編〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜日本最長直線道路編〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜震える、うに丼〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜オトンルイ風力発電所〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜日本最北端〜 - 雑多な日記
北海道を自転車で一周した話〜SLの宿〜 - 雑多な日記

3ヶ月ぶりに書いてる。すぐ飽きて放り出すのやめなさい。

朝焼け

 2018年8月13日、北海道を走り始めて6日目。朝4時半に起床。30分ごとに高確率でいびきの音量upのスキル持ちのライダーがいたため、やや眠りが浅かった。 ぶっ壊れ環境スキルなので早くナーフされて欲しい。 歯を磨いていると朝焼けがものすごい色だった。 f:id:kuins_oimo:20210521204522j:plain  準備も済んだ。一晩の宿を貸していただいた、計呂地交通公園SLの宿に別れを告げて走り出す。 朝のサロマ湖沿いを走っていると、道がとても好きなやつだった。 朝とか夕方とかの陽に角度がある時間に、木々の隙間を通って差してくる光の筋、とても好き。

f:id:kuins_oimo:20210521205220j:plainf:id:kuins_oimo:20210521205246j:plainf:id:kuins_oimo:20210521205306j:plain
北海道で撮った写真の中でいちばんすき
f:id:kuins_oimo:20210522125217j:plain

サロマ湖展望台

 ちょーきもちいい!と興奮しながら走っていると、道の駅サロマ湖までの10kmは一瞬だった。 ここをちょろっと登ったところに展望台があるらしい。 昨日の夜、宿が一緒だったライダーたちが話しているところを盗み聞きしていたのだ。 盗み聞きのスキルはボッチにとっての必須スキルである。 学科に友人を1人も作れなかった大学生の頃は、教室で必死に聞き耳を立てることで、入手できなかった過去問の傾向を調査したものだ。  自転車を置いて登り始めると、7月某日に熊の目撃情報があったとの看板が建てられていた。 北海道を回っているとどこにいってもこの看板があった。 そしてそのどれもが、目撃情報が2ヶ月以内になっていた。 出くわしたらどうしようかと考えながら登る。 まあ出くわしてしまって、もし敵意を向けられてしまえば死ぬ以外ないのだが。 40分ほど登ってサロマ湖展望台に到着した。 視界いっぱいに海が広がり、はえ〜〜〜と声が漏れる。 サロマ湖展望台は標高376mの幌岩山の山頂にあり、地元の身近にある低山と標高は変わらないが、展望は段違いだった。 f:id:kuins_oimo:20210522125152j:plain

f:id:kuins_oimo:20210522125331j:plain
サロマ湖を一望できる
f:id:kuins_oimo:20210522125512j:plain  早朝ということもあって、誰も来ないと油断して「ほんまきてよかったなー」とか独り言を漏らしていると、人の気配がした。 見ると老夫婦が駐車場から展望台へと登ってきていた。 挨拶を交わして、そのまま少し話した。 自転車で北海道一周をしていると言っても驚かれはしない。 北海道はとにかく走って一周してやろうという人間がわんさか集まる場所だ。 話の流れで下の道の駅まで車で送っていただけることになった。 そうして優しくしていただいたからには、これまでの道のりでの面白いエピソードを披露して楽しんでいただくのが筋というものだろうが、私には人を楽しませるトーク力というものが絶望的に欠如していた。 どこをどう回っているだとか、そうした無難な話をしているうちに道の駅に到着した。 丁重にお礼を言って老夫婦とは別れた。 旅先で出会った人というのはきっと二度と会うことはないだろう。 だからこそかもしれないが、優しくしてもらえたことはずっと覚えている。 旅先の出会いを気持ちの良いものにするためにも、自分も出会った人に何かできることがあればしてあげるようにしたい。

ホタテバーガー

 道の駅サロマ湖に戻ってきたのが7時前。 朝食はここから10分程度の北勝水産でホタテバーガーを食べようと思っていた。 北勝水産は8時開店だ。 その辺でてきとーに時間を潰して開店凸した。 注文したのはホタテバーガー(ホタテ3個入り)。 バチクソうまかった。 うますぎて変な声が出るのを堪えた。 サーモンバーガーも気になっていたが、財布事情を気にして食べずじまいだった。 また北海道に戻って来なければならない理由を一つ積み重ねてしまった。 常温で日持ちする土産として鮭とばを購入した。 京都に帰ってきてからこの鮭とばをあてに酒を飲んだが、酒が進みすぎて急性アル中で死んだ。 f:id:kuins_oimo:20210522183223j:plainf:id:kuins_oimo:20210522183242j:plain

リスさんおかわわわわわ

 8時半に網走に向かって走り出した。 ときどき晴れてくれたこともあって、この日はとても気持ちよく走ることができた。 f:id:kuins_oimo:20210522183853j:plainf:id:kuins_oimo:20210522183916j:plainf:id:kuins_oimo:20210522183942j:plain  網走監獄は少し迷ったが、明らかにそちらに向かう車が多い。 こんなに気持ちよく走っているのに、いま大量の人間に囲まれるのは勘弁被りたい。 ツーリングマップルによると近くにオホーツクシマリス公園というものがあるらしい。 いくしかあるまい。 まあ所詮リスだ。 ちょろっと寄ったらすぐモリモリ走ろう。 f:id:kuins_oimo:20210522184918j:plain

f:id:kuins_oimo:20210523225703j:plainf:id:kuins_oimo:20210523230054j:plainf:id:kuins_oimo:20210523230117j:plainf:id:kuins_oimo:20210523230235j:plainf:id:kuins_oimo:20210523230255j:plainf:id:kuins_oimo:20210523230337j:plain
愛してる
 
おかわわわわわわわわわわ
こんな愛くるしい生き物がこの世に存在して良いのか????????
 ありえん多幸感に包まれてリス様を拝見させていただいた。 リス様と触れ合えた30分は体感5秒だった。 渋々シマリス公園を後にし、ジェラートを食べてまた漕ぎ出した。 f:id:kuins_oimo:20210523231356j:plain

走るべき道があった

 網走から斜里にかけては、どこをどう通っても気持ちの良い道しかなかった。 感動の径(みち)なんて名前のついた道もあった。 感動の〜なんて名前がついているものはどこか安っぽいのが相場だが、いやそりゃ感動しますわ〜。 なだらかで程よい高低差があり、何というべきか、これぞ北海道!という道だった。 斜里ではかの有名な「天へと続く道」も走った。 荷物満載の自転車にはやや辛い坂だったが、振り返ると絶景だ。 網走〜斜里あたりは是非ともまた走りたい場所の一つだ。

f:id:kuins_oimo:20210523232721j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232803j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232831j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232856j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232926j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232936j:plainf:id:kuins_oimo:20210523232947j:plainf:id:kuins_oimo:20210523233026j:plainf:id:kuins_oimo:20210523233038j:plain
道の先に踏切と海があるの好き
f:id:kuins_oimo:20210523233155j:plain
エロ漫画で見たことある
f:id:kuins_oimo:20210523233243j:plainf:id:kuins_oimo:20210523233338j:plainf:id:kuins_oimo:20210523233410j:plainf:id:kuins_oimo:20210523233421j:plain
脳汁ドバドバ出た

なんでや!阪神関係ないやろ!

 この日の宿はウトロの国設知床野営場だ。 国道334号線をひたすら走る。 寄り道も多かったこともあり、時間にあまり余裕がなかった。 薄暗くなってきた。 かなり気合を入れてペダルを踏んでいるところを、後ろから爆速で追い抜かしていったチャリダーがいた。 えげつないふくらはぎをしていた。 負けてらんないとさらに気合を入れて漕いだ。 先のチャリダーは写真を撮るため一時止まっていたところを一度追い抜かしたが、再度追いつかれた。
「速いですね!」
「ゼェ...ゼェ...いえ...」(速いのはあんたの方でしょうが)
「頑張ってください!」
「ゼェ...あり...ます...ゼェ...そちらも...」
 全てを振り絞ってなんとかキャンプ地へと辿り着いた。 途中に見えたオシンコシン滝はできることなら寄りたかったが、時間が許さなかった。 キャンプ地は車とバイクでいっぱいだった。 サイトも隙間がないのではないかというくらいテントで埋め尽くされていた。 なんとか設営できる場所を見つけて設営する。 ペグを打ち込むちょうどいい石が見つからない。 仕方なく小さな石でなんとか打ち込もうとカンカンやっていると、近くのライダーがハンマーを貸してくれた。 ほんまなんでみんなこんな優しいんや。 ありがたく借りて設営完了した。 近くの温泉施設へ行くと人でごった返していた。 整理券をもらって時間制限付きで風呂に入る実績を解除した。 近くのセイコマで晩飯を調達してテント内で食べた。 ホットシェフ愛してる。 f:id:kuins_oimo:20210523235306j:plainf:id:kuins_oimo:20210523235526j:plain

リザルト

  • 走行距離: 171km
  • 獲得標高: 1547m
  • 出費: 5,905円 f:id:kuins_oimo:20210523235503j:plain

おわり

画面キャプチャの後自動でgifに変換したい

モチベーション

Macのデスクトップに動画ファイルが追加されたら、自動的にGifを生成してみる - Qiita

この記事を読んで会社のwindowsPCでも同じことがしたいと思った。 Automatorの代替と言われるAutoHotKeyで何とか実現できないかと少し調べてみたけど、めんどくさそうだったので簡単そうなpythonに逃げた。 常駐するものやしなるべく軽くすべきなんやろうけどその辺あんまりわからん。

やりたいこと

  • Win + Gから呼べるゲームバーで保存した動画を自動でgifに変換する

    つかうもの

  • ffmpeg
  • watchdog

    コード

from watchdog.events import FileSystemEventHandler
from watchdog.observers import Observer
import os
import time
import subprocess
from logging import getLogger, StreamHandler, DEBUG

CAPTURE_DIR = "<キャプチャした動画の保存先>"
NEW_FILE_DIR = "<gifの保存先>"
CMD_TEMPLATE = "ffmpeg -i \"{0}\" \"{1}\""

logger = getLogger(__name__)
handler = StreamHandler()
handler.setLevel(DEBUG)
logger.setLevel(DEBUG)
logger.addHandler(handler)
logger.propagate = False

class ChangeHandler(FileSystemEventHandler):
    
    def on_created(self, event):
        logger.debug('[{0}]'.format(event.event_type) + str(event))
        file_path = event.src_path
        file_name = os.path.splitext(os.path.basename(file_path))[0]
        file_ext = os.path.splitext(file_path)[1]
        if file_ext != ".mp4":
            return
        gif_file_path = NEW_FILE_DIR + file_name + ".gif"
        if os.path.exists(file_path):
            while True:
                try:
                    size = os.path.getsize(file_path)
                    time.sleep(1)
                    if os.path.getsize(file_path) == size:
                        break
                except OSError:
                    time.sleep(1)
            subprocess.call(CMD_TEMPLATE.format(file_path, gif_file_path), shell=True)
    
    def on_modified(self, event):
        logger.debug('[{0}]'.format(event.event_type) + str(event))
    
    def on_deleted(self, event):
        logger.debug('[{0}]'.format(event.event_type) + str(event))
    
    def on_moved(self, event):
        logger.debug('[{0}]'.format(event.event_type) + str(event))

observer = Observer()
observer.schedule(ChangeHandler(), CAPTURE_DIR, recursive=True)
observer.start()

while True:
    time.sleep(3)

こまったこと

  • キャプチャ中のファイルをffmpegに投げようとして怒られる
    • ファイルサイズをとってきて1秒間変わってなければ、キャプチャ終わったことにしてffmpegに投げるようにした

感想

コピペ駆動開発はほんまあかんのわかってはいるんやけどやめられんの悲しい

参考

Python WatchDog - フォルダの監視を行う - PythonとRPAで遊ぶ

ファイルの更新をきっかけにコマンド実行 (python編) - Qiita

ログ出力のための print と import logging はやめてほしい - Qiita

おわり

神Excelからの逃亡

モチベーション

 弊社では業務報告書を用意されたテンプレートに沿って書くことになっている。このテンプレートは例の如くえらい結合が横行しているくそExcelだ。Excelは文書編集ソフトではない。表計算ソフトだ。MicrosoftExcelでラベル以外の文字列を入力することを一切禁止して欲しい。この前耐えきれなくなり、pythonくんたぶんこういうの得意でしょってことでExcelを開かなくて済むようにした。

できること

  • テンプレートに日付や名前、部署名あたりを入力するのを作成する日付から自動でやる
  • input.txtから本文を拾ってきて該当するセルにぶち込む
  • 日付からファイル名とディレクトリがなければ作って保存する

コード

 変数名とか酷いのは許してくれ

from datetime import date, timedelta
import os
import openpyxl

INPUT_FILE_NAME = "input.txt"
TEMPLATE_FILE_NAME = "Template.xlsx"
NEW_FILE_DIR_NAME = "\\\\かいしゃのきょうゆうふぉるだ\\五十嵐"
NEW_FILE_NAME_FORMAT = "{0}_{1}_{2}-{3}.xlsx"
SHEET_NAME = "業務報告書"
DATE_FORMAT = "{0}年 {1}月 {2}日( {3} )"
NAME = "五十嵐響子"
FIRSTNAME = "五十嵐"
DEPARTMENT = "けんきゅうかいはつ"
TYPE = "週報"

# 今日の日付を取得
dt = date.today()
year = dt.year
month = dt.month
day = dt.day
week = "金"

# 入力元テキストファイルの読み込み
f = open(INPUT_FILE_NAME, 'r', encoding='UTF-8')
s = f.read()
f.close()
contents = s.split("\n\n")

# Excelファイルを開く
wb = openpyxl.load_workbook(TEMPLATE_FILE_NAME)
ws = wb[SHEET_NAME]

# セルの編集
cell = ws["C3"]
cell.value = DATE_FORMAT.format(year, month, day, week)
cell = ws["C4"]
cell.value = NAME
cell = ws["C5"]
cell.value = DEPARTMENT
cell = ws["B8"]
cell.value = contents[0]    # 業務内容
cell = ws["B20"]
cell.value = contents[1]    # 反省
cell = ws["B32"]
cell.value = contents[2]    # 改善・提案

# 週の初めの日付を取得
first_day = dt - timedelta(days=4)
f_year = first_day.year
f_month = first_day.month
f_day = first_day.day

# 保存するファイル名を'週報_五十嵐_20210222-26.xlsx'みたいな感じで作って保存
tmp1 = str(f_year) + '{0:02}'.format(f_month) + '{0:02}'.format(f_day)
if year == f_year: 
    if month == f_month:
        tmp2 = str('{0:02}'.format(day))
    else:
        tmp2 = str('{0:02}'.format(month)) +  str('{0:02}'.format(day))
else:
    tmp2 = str(year) + str('{0:02}'.format(month)) + str('{0:02}'.format(day))

tmp_dir = "{0}_{1}_{2}".format(TYPE, FIRSTNAME, str(f_year) + '{0:02}'.format(f_month))
target_dir = NEW_FILE_DIR_NAME + tmp_dir
if not os.path.exists(target_dir):
    os.makedirs(target_dir)
wb.save(target_dir + "\\" + NEW_FILE_NAME_FORMAT.format(TYPE, FIRSTNAME, tmp1, tmp2))

曜日ってどこかから取って来れるのかな。金曜日休むことがあったらそのへん調べていじっておきたい。

感想

 pythonくんのつよつよライブラリほんまにつよい。調べながらテキトーにちょちょいとやったら使えるものができる。仕事をサボりたいけど、自動化への労力もあまり支払いたくないという人間にぴったりだ。今後も気づいたら作っていくようにしたい。できれば今後後輩ができた時に渡しても馬鹿にされないクオリティで。

そのうちやりたいこと

 週の終わりは作成した週報のパスをメールに貼りけて各位に送信するという儀式も存在する。上司に送るメールを自動化するのもちょっと怖いけど、vbsか〜って言いながら作ろうと調べてたらpythonくんはoutlookでメール送れるライブラリも存在することを知った。というかwin32com使ったらOffice触らなくて済むようになるのでは?わいのOutlookくんなぜかメール受信するたびにフリーズするんよな、、、

qiita.com

月曜日にでも暇だったら作っておきたいね。

おわり

謙遜がきらいという話

 日本人は謙遜を美徳とするみたいな話がある。結論から書くと私は謙遜はするのもされるのも好かない。謙遜することで誰がどう嬉しいのかという話を考える。
 まずどのような場面で謙遜をするのか。これは他人と比べて優れた成績を残したときなど、褒められが発生した、もしくは発生しそうな場面だろう。「いや〜そんなことないですよ〜」「〜が悪かったからまだまだ精進しないと」というように謙遜の儀式が行われる。こうした場面でもし謙遜しなければどうなるだろうか。とても悲しいことに一部の人間から訳のわからない中傷を受ける、ないし陰口を叩かれるのである。決まり文句は「調子乗ってる」だ。成功した人間を貶すことで己の自尊心を何とか保とうという人間は少なくない。そして声が大きい。声のデカさで自分を保っているのだろうか。謙遜をしなかった人間が中傷を受けた場合、10対0で中傷した側が悪い。な〜にが「調子乗ってる」だ。そいつは努力だろうが運だろうがなにかしら行動を起こしたからその成果を得たのだ。むしろ褒めまくって調子に乗せろ。担ぎあげろ。謙遜を期待してほめほめしてくるやつらはクズだ。クズが喜ぶことを進んですることもない。褒められたら「ありがとう」だ。そして全力で肯定しろ。おまえはすごいんや。そして褒められをモチベのひとつにしてまた頑張れたらもっとすごい。
 自衛心が強い人間ほど褒められる前に先んじて謙遜の儀式を行っているように思う。理由は謙遜を期待してくる奴らは謙遜しない人間に対して本当にしつこい。ゴミに絡まれる面倒と一時てきとーに謙遜してその場をやり過ごすストレスを天秤にかけたとき、後者の方を受け入れているのだ。そうして何かを成した人が我慢しないといけない状況がとても悲しい。その人は褒められることをしたのだから、たくさんほめほめされて「そうだろうそうだろうガハハ」と笑って欲しいのだ。そういうわけで私は謙遜を好かない。みんな混じり気ないほめほめを交わして「やった〜〜〜ありがとう〜〜〜」ってなってほしい。

おわり

北海道を自転車で一周した話〜SLの宿〜

クッチャロ湖

 8月12日朝5時頃起床。ここ2日間ペースが悪かったので、この日は距離を稼いでおくつもりだった。昨日は霧で見えなかったクッチャロ湖と名も知らぬやたら凛々しい鳥に別れを告げて漕ぎ始めた。クッチャロ湖はラムサール条約湿地にも指定されている野鳥の生息地らしい。 f:id:kuins_oimo:20210213195533j:plainf:id:kuins_oimo:20210213195619j:plain

オホーツク海

 セイコマに寄って118円パスタを食べる。スティックパンとラスクをフロントバッグから引き抜いてむしゃりながら走る。北海道を走り始めて気づいたことだが、シャリバテ対策はマジで重要だ。丸一日走ろうというときは、3食しっかり食べるのも大事だが、走りながら腹に追加で投入できるものも大事。とりあえず何か食べておけばバテないしペダルも回せる。サイクルジャージとか着ていたら背中のポケットに入れておけるのだが、やはり補給食はチョコが強い。自分の体温ででろでろにはしたくはない。フロントバッグはその辺の補給食を入れておいて、走りながら取り出して食べるのにすごく便利だった。ブラックサンダーと中身の冷凍されているスポドリのペットボトルを一緒に入れておけばでろでろにはならない。この自転車旅のために買ったカメラも走りながら取り出して撮ることもできる。そんな優秀なフロントバッグだが、ブレーキワイヤーやシフトワイヤーに干渉しそうなのが唯一欠点である。

f:id:kuins_oimo:20210214133521j:plain
走りながら撮ると手前はぼける
 順調に南下しながら途中の北見神威岬公園とウスタイベ千畳岩でオホーツク海を眺めた。ここもまた晴れてたらな〜という景色だった。霧で視界が悪い中を走り、雄武ではホタテコロッケを食べて展望塔?に登った。
f:id:kuins_oimo:20210214133946j:plain
北見神威岬公園
f:id:kuins_oimo:20210214134057j:plain
このあたりも霧がすごい
f:id:kuins_oimo:20210214134254j:plain
千畳岩
f:id:kuins_oimo:20210214135903j:plain
雄武の展望塔?から

急に晴れるやん

f:id:kuins_oimo:20210214140249j:plain
急に晴れるやん
 雄武を抜けたあたりから急に晴れてきた。やればできるじゃん。気分よく走って興部でおこっぺアイスを食べる。うますぎる。食べ終わった後もしばらく晴れ続け、これよこれといいながら写真をバシャバシャと撮った。気分がいいと走るペースも上がる。快調にペダルを漕いで14時前頃に紋別に着いた。紋別と言えば、'紋別港でニポポ人形を入手'の人だ。元ネタのゲームやったことないけど。さよなら絶望放送すき。今も暗い夜道で不安になった時は腕を振り上げ「おっぱいおっぱい」と自分を奮い立たせている。さよなら絶望放送の話はこのへんで切り上げる。ちょくちょく補給しながら走ってはいたが、この辺りで昼ごはんを食べておきたかった。ツーリングマップルを見ると、カニのモニュメントが設置されている道の駅'オホーツク紋別'が近くにあるようだ。そこで何か食べられるだろうと寄ってみる。しかし食べられるものはなにもない。腹を空かしたまま巨大なカニの爪を背にした。
f:id:kuins_oimo:20210214141328j:plain
うんまいにゃ〜
f:id:kuins_oimo:20210214141413j:plainf:id:kuins_oimo:20210214142520j:plainf:id:kuins_oimo:20210214142603j:plainf:id:kuins_oimo:20210214142643j:plain
f:id:kuins_oimo:20210214142717j:plain
この爪の持ち主と出会ってしまったら漏らしそう

まいてつはいいぞ

 朝の時点では、紋別をすこし超えたあたりにある五鹿山公園でキャンプする予定だったが、紋別を出る時まだ14時過ぎだった。体力も問題ない。もう少し先へ進めそうだ。さらに40km弱走ってサロマ湖に突き出したキムアネップ岬でキャンプすることにした。北に向いて突き出しているため朝日も夕日もよく見えるそうだ。俄然楽しみだ。もりもり走ってサロマ湖の端に到着し、やっぱり湖畔を走るの気持ちいいなあと思っているとものすごく気になるものが見えた。SLだ。隣には'ライダーハウスSLの宿'と看板が立っている。時刻は16時過ぎ。キムアネップ岬までは20kmちょっと。体力的には何とか持ちそう。雲が少し増えてきた。5分くらい立ち止まって迷っていたが、結局SLの車両に泊まるという体験をすることを選んだ。キムアネップ岬もいつかまた行ってみたいものだ。管理人さんはカップラーメンのお湯を貸してくれたり、車両の中を見せてくれたりとすごく優しかった。何千何万という人生を運んできた車両が役割を終えてここに鎮座していると思うとエモいね。

f:id:kuins_oimo:20210214145444j:plain
うしくん
f:id:kuins_oimo:20210214145541j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145621j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145701j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145729j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145829j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145906j:plainf:id:kuins_oimo:20210214145935j:plain
f:id:kuins_oimo:20210214150057j:plain
改造された車両に泊まる
f:id:kuins_oimo:20210214150211j:plain f:id:kuins_oimo:20210214150514j:plain
f:id:kuins_oimo:20210214150617j:plain
イケメンや
f:id:kuins_oimo:20210214150712j:plainf:id:kuins_oimo:20210214150741j:plain
f:id:kuins_oimo:20210214150818j:plain
stand by meごっこがはかどる
f:id:kuins_oimo:20210214150901j:plain
エモすぎ
f:id:kuins_oimo:20210214151049j:plain
計器やバルブがごちゃごちゃしてるの最高
f:id:kuins_oimo:20210214151244j:plain
f:id:kuins_oimo:20210214151455j:plain
まいてつカメラを起動する
f:id:kuins_oimo:20210214151630j:plainf:id:kuins_oimo:20210214151654j:plain

リザルト

  • 走行距離 : 182km
  • 獲得標高 : 1066m
  • 出費 : 1,962円

f:id:kuins_oimo:20210214152018j:plain

おわり